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2008年同窓会タイトル
 
2008年6月7日拝島の母校、啓明学園で今年も「同窓生の集い」を行いました。
平野理事長先生他10余名の先生方にも、ご出席を頂き、集まった同窓生は、69名。
在校生のハンドベル演奏を楽しんだ後は、久しぶりにおとづれた、
新しい学園の散策、記念撮影の後の、カフェテリアでの、立食パーティーは、
いつもの事ながら、ノンアルコールでしたが、歓談の輪はいつ果てるともなく続きました。




武田公敏新会長の御挨拶

大沢前会長がお亡くなりになられ、今回の同窓会総会で会長を拝任いたしましたので、自己紹介をさせて頂きます。
1961年に中等学校2年生に転校し、
1966年に高等学校を卒業。23回生です。


卒業当時は新校舎は建てられてなく、平屋のブロックを積んだだけの寺子屋風の教室で、何処に教室があるか解らないような校舎でした。しかも新校舎建設のため木造の講堂は取り壊してる真っ最中でしたので、卒業式は、北泉寮でおこなわれました。卒業後、美術学校で学び、花王株式会社にグラフィックデザイナーとして入社。
現在、同社でパッケージデザイン・広告・Web・店頭SPなど、花王のコミュニュケーション活動のマネージメントと別会社で、花王のCFと企業ビデオを制作する花王映像制作鰍フ代表の仕事をおこなってます。
早いもので卒業後42年、今年で還暦です。

今年の総会会場である啓明学園の講堂に行って驚いたことに、座った椅子は当時の長椅子で初等学校から高等学校までの椅子がそのまま使われていた事にビックリ感激。しかも講堂壇上の真ん中に正直・純潔・無私・敬愛が掲げられたことにまたまた感激。私の中にある啓明は、北泉寮であり・・・椅子であり・・・歌舞伎門であり・・・
正直・純潔・無私・敬愛であり・・・4つの標語は、当時は何も考えずただ毎日暗誦しただけでした。しかし、不思議な事に卒業後の42年間、事あるごとにこの言葉が頭の隅から出てくるのです。たった4つの言葉が・・・


日本には「言霊」という言葉があります。言葉に宿ってる不思議な霊威、その力が働いて言葉通りの事象がもたらされる。チョット言い過ぎかも知れませんが。私の価値判断の中心にあった事は確かではあると思います。現在勤めてる花王の広告の基本的な考えは、消費者視点で、わかり易く、うそはつかない広告づくりを基本に創られてます。
正直・純潔・無私・敬愛の教えを受けたおかげで今日があると感謝してます。

この感謝に加え、我が家族、妻・長女・次女が全員啓明学園を卒業いたしました。
今回の会長を受けさせて頂いたのは、この2つの感謝があった事と、恩師である広野先生の同窓会と啓明学園への熱い思いに感動いたしました。 その一つの表れは、同窓会総会後の懇親会時に先生が、伏見寮の埋まっていた枯山水の庭園を数年かけて掘り起こし、再現されたお庭を案内していただきました。
出席者一同ビックリ!この庭園の素晴らしさよりも、よく埋まっていた枯山水の庭園を、復元したことに驚嘆。啓明にお越しの折には是非この庭園を ご覧ください。滝山を眺めながらの枯山水は絶景です。


このように同窓会は、卒業生と先生方の啓明学園への気持ちで運営されてます。
わたくしの力は微力ですが、「気持ちが通じ合える元気で気楽な同窓会」にしてして
行きたいと考えておりますので、今後ともご協力宜しくお願いします。

武田公敏




 
 
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